食欲が止まらない原因は病気やストレスが関係?!ダイエット時は危険!

食欲が止まらないときってありますよね?会社の仕事や人間関係などによるストレスやイライラしてるときなどは、暴飲暴食に走りやすいものです。ですがこの食欲、放っておくとダイエットに悪影響を及ぼしますし、もしかするとなにかの病気の可能性も考えられます。今回はそんな食欲が止まらない場合の、食欲とストレスや病気との結びつきなどについて説明します。

スポンサーリンク

食欲ってそもそもなんで湧くの?

child-933267__180

人間の3大欲求のうちのひとつである食欲ですが、この食欲を増大させたり抑制したりしているのは、脳の腹内側核にある満腹中枢と外側視床下部にある摂食中枢とです。この満腹中枢と摂食中枢のバランスで、食欲が調整されていると言われています。この食欲を増減させている2つの中枢に影響を及ぼすのが、消化器官の受容器や消化管の機械的受容器などから伝達される神経情報、血中のブドウ糖などからの科学情報などと言われています。

また、満腹時でもおいしそうな匂いをかいだり、料理を見たりすると食欲がわき起こることがあることから大脳にある感覚中枢も関係していると言われています。食欲とはこれらさまざまな中枢や身体から発せられる情報と複雑に絡み合い、コントロールされるのです。

スポンサーリンク

食欲には”本物”と”偽物”の2種類ある

fork-655250__180

空腹感、つまり食欲には、“本物の食欲”と”偽物の食欲”の2種類があります。気付いていないだけで振り返ってみると、みなさん経験しているはずで、ダイエットを行う上ではこの2種類の食欲の違いを理解しておくことは非常に重要です。これらの「食欲」の違いは医学的にも別物であると証明されており、区別されています。

本物の食欲

本物の食欲とは、本当にお腹が空いている状態で、言い換えると人が生きるために生理的に発生する食欲(血中の血糖値やホルモンレベルで発生する食欲)のことです。本物の食欲である生理的な食欲は、カラダが栄養分を欲している状態で脳から「栄養分を補給せよ」と指令されており、カラダの神経レベル・細胞レベルでの欲求なのです。

偽物の食欲

偽物の食欲とは、人の感覚や心理的に発生する食欲(イライラやストレスが溜まっているなどの心理的な要因で発生する食欲)のことです。偽物の食欲である心理的な食欲は、人が美味しそうなものを食べているのを見たり、その食べ物の匂いをかいだり、あるいは仕事や人間関係のストレスによって精神状態が不安定であるなど、視覚や嗅覚などの五感への刺激、心理状態が原因で発生する欲求なのです。

スポンサーリンク

大事なのは偽物の食欲の誘惑に負けないこと

temptation-513494__180

本物の食欲はカラダが本能的に欲している欲求であり、偽物の食欲は頭が食べたがっている欲望にすぎません。この偽物の食欲である欲望に負けてしまうと、本来カラダには必要のない栄養素を摂取してしまうため太ってしまうのです。生きていく上で食べなくてはならない時に食べる分にはなにも問題はありません。ただ脳が食べたがっているだけで、食べる必要のないものを食べてしまうと太るのは当然です。

ダイエットで食事制限をするということは、脳が食べたいと誘惑する偽物の食欲を押さえ込み、本来カラダが欲している本物の食欲である欲求さえも絶つことを意味しています。食事制限をすることは「体重を落とす」の一点に限れば効果的なことかもしれませんが、本能を無視してまで制限をする方法が正しいとは言い難いです。健康を損なう恐れのあるやり方では、体重は減っても、女性本来の美しいボディラインは手に入れられません。普段から本物の食欲と偽物の食欲をしっかりと見極め、本物の食事だけをしっかり摂っていれば、太ることなく本来あるべき姿を維持できるのです。

食欲が止まらないのは病気の可能性も

食欲が止まらない原因が病気という可能性もあります。食欲が止まらなくなる症状が出る病気をいくつか挙げます。病気の可能性がある時はすぐに医師に診断してもらい相談しましょう。

過食症

読んで字のごとく、過度に食べ過ぎてしまうことです。「神経性大食症」ともいい、自分ではコントロールできない程の食欲で、ある食べ物を片っ端から食べ尽くす程の食欲があります。ダイエット時などにもよく見られる症状で、食べ尽くした後、体重を増やさまいと食べ過ぎたものを嘔吐する過食嘔吐をするケースがあります。日常生活でのストレスや自分への周囲の目を過度に意識してしまうがために発症してしまうことが多く、自分一人で回復するのは困難です。早急に医師にかかるようにしましょう。

バセドウ病

甲状腺の病気であり、甲状腺機能に異常をきたすのがバセドウ病です。バセドウ病は女性のほうが男性よりも5倍かかりやすいというのが特徴で、症状として動悸がおきたり汗をかきやすくなる、疲れやだるさを感じ、症状が進むと震えなどを起こします。これらの症状と併せて食欲の増進があるため、動悸や発汗、震えなどが同時期に起こったらすぐに病院に行くようにしてください。

糖尿病

生活習慣病のひとつである糖尿病は、インスリン不足によって血糖値が高くなってしまう病気です。インスリンは血糖値の上昇を抑える働きがありますが、日々の食生活や運動不足によって、このインスリンの分泌に異常をきたしインスリンが不足することによって、正常な血糖値を保つことができなくなり発症してしまします。インスリン不足に陥ると、それを補おうと脳が食欲を増進するよう指令を出し、食欲が増してしまいます。食欲が増し始めることが初期症状のため、早期に発見できれば防ぐことも可能です。最近食べ過ぎているなと感じたら糖尿病を疑ってください。

生理前や妊娠中も食欲は増す

ホルモンバランス

生理前や妊娠中はどうしてもホルモンバランスが乱れるため、その症状のひとつとして食欲が増してしまいます。生理前や妊娠中に食欲が止まらなくなるのは病気でもなんでもなく、ホルモンが関係しているケースがほとんどです。生理前はカラダが妊娠の準備を始めるためホルモンバランスが変化してしまうのです。これは女性のカラダの構造上、治そうにも治らないというのが現実で、生理前はホルモン影響がかなり強いため、無理に食事制限をしてしまうと体調崩す恐れがあります。

ストレス

食欲が増してしまうもう一つの理由として、精神的なストレスが挙げられます。
ホルモンバランスの変化でストレスも普段より感じやすくなり、このストレスによって精神的に不安定となって食欲が増してしまうケースがあります。こちらのケースは2章でも挙げた偽物の食欲ですが、ホルモンバランスの変化が関係しているため、カラダの仕組み上、無理に食欲を抑えてしまうのもよくありません

まとめ

食欲が止まらない原因には、ストレスや病気、ホルモンバランスなど様々な要因があります。病気が原因の場合は、早急に医師に診断してもらい、ホルモンバランスの変化が原因であれば、何よりも母体を優先して、時には食べ過ぎるのも仕方ありません。ダイエットで大事なのは、本物の食欲と偽物の食欲を見極めることです。食べるべき時に食べるのはなんの問題もありません。いかに偽物の食欲の誘惑に打ち勝てるかというのが、ダイエットでは非常に重要になってきます。