低用量ピルでも太る理由はなぜ?生理前のダイエットで太る原因と対策!

妊娠しないためや生理不順の改善のためにピルを服用している女性は多いと思います。

そんな人のなかで、「ピルを飲むと太る」といった話を聞いたことがある人はいませんか?

ピルを慢性的に服用していると痩せにくく太りやすくなると言われていますが、実際のところはどうなんでしょうか。

今回はピルの服用における体質の変化やダイエットを絡めたお話をしていきます。

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ピルとは

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出典:www.telegraph.co.uk

ピルとは避妊や生理周期の正常化、生理痛の緩和を目的とした女性のための薬です。

ピルの成分には、エストロゲンとプロゲステロンという2つのホルモンが入っており、この2つのホルモンが体内で分泌される時期というのは、妊娠している時期になります。

妊娠中というのは、卵胞ホルモンに含まれるエストロゲンと黄体ホルモンに含まれるエストロゲンの両方が卵巣から分泌されているのです。

つまり、ピルとは服用することによって、薬の成分で人為的に妊娠している状態と同じ体の状態にしてやるということです。

ピル本来の目的は避妊することですが、女性の多くの方は避妊以外の副効用を目的として服用しています。

ピルの副効用には、生理痛や生理不順の改善といった月経トラブルやニキビや多毛症といったホルモンバランスの変化による効果などがあります。

また、ピルを長期で服用することによって、子宮体がんのリスクを低下させるといった効果もあります。

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ピルの副作用とは

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出典:www.netdoctor.co.uk

ピルは避妊や月経トラブルの解消に効果を発揮しますが、同時に薬である以上副作用も忘れてはなりません。

ピルの副作用には個人差がありますが症状としては、

  • 食欲増進
  • むくみ
  • 不正出血
  • 吐き気
  • 頭痛
  • 倦怠感

といったものが挙げられます。

これらの症状はだいたい1ヶ月程度でおさまりますが、人によってはピルが体に合っていなかったり体調が悪い上での服用、また、長期によってピルを服用している方のなかには、慢性的にこれらの症状に悩まされているという人もいます。

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ピルを飲むと太る理由

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出典:www.thehealthyhomeeconomist.com

ピルを飲むと太ると言われていますが、その原因は一体なんなのでしょうか。

ピルが女性の体に引き起こす作用などを見ていきましょう。

食欲増進

ピルを服用することで食欲が増進したり、減衰する働きがあることがわかっています。

ピルは人によって食欲を沸かせる・失せさせるといった副作用があることが臨床結果によってわかっています。

市販される前の臨床研究によると、0.1〜5%未満と少ない発生確率ではありますが、ピルによって食欲増進・食欲不振の副作用にが報告されています。

これはピルに含まれている成分が原因とされており、ピルにはエストロゲンやプロゲステロンといったホルモン成分が入っています。

エストロゲンが食欲を増進させる働きを持つのに対して、プロゲステロンは食欲を減衰させる働きを持っています。

この2つのホルモン成分のうち、ある人は食欲が増した、またある人は食欲が減ったという具合に、自分の体に合ったほうの成分効果が表れます。

個人差はあれど、ピルには食欲を増す効果があるため、気づかないうちに普段よりも食べる量が増えしまって太ってしまうというケースがあります。

臨床研究によってピルによる食欲増進・不振が報告されたものの、食欲が増すことに関しては、ピルによる体調不良の改善による一時的な食欲増進ではないかという説もあります。

ピルを服用する、しないにかかわらず、エネルギー摂取の過多は肥満を招きます。

ピルによって、今まで食欲が増進した経験があるといった人や経験はなくともそういったリスクは避けたいという人は低用量のピルの服用を試してみてください。

ピルはメーカーや含まれる成分・成分量によって、体が引き起こす副作用などによる症状に違いがあります。

また、体質など個人差もあるため、一様にどのピルがいいとは言い切れず、低用量のピルでも食欲が増して太るということもあります。

生理前や生理中というのは、心身ともにかなりのストレスがかかるため、イライラを発散させようと食欲には知ってしまう場合もあるため、普段以上にしっかりと体重管理を行う必要があります。

保水力が高まることによるむくみ

太るといっても、なにも体重増加だけが太ることではありません。

むくみも体の各所をパンパンにさせ太っているイメージを与えます。

ピルを服用すると、体内に水分を蓄積しやすくなるため、むくみを起こしやすいといわれています。

ピルに含まれるエストロゲンというホルモン成分には、体内のナトリウム貯留を増やす作用があり、水分を溜め込もうとします。

むくみは体内の余分な水分が溜まることで引き起こす症状であるため、ナトリウム貯留が増加すると、むくみやすくなります。

また、実際に通常より水分を溜め込もうとするため、その分体重も増加してしまいます。

生理前などに体内で分泌されるエストロゲンには、保水する働きを持ち、皮膚の老化を抑制する重要な役割を果たしています。

そのため、水分を溜め込もうとするのは、アンチエイジングのためにもある程度仕方のないことであり、水分を溜め込むことによる体重増加も、生理期間が終われば水分が体外へ排泄されるため元に戻ります。

脂質代謝や肝機能障害によるもの

低用量のピルなどには、合成黄体ホルモン薬を意味するレボノルゲストレルという成分が含まれていますが、このレボノルゲストレルの作用には男性ホルモン(アンドロゲン)を刺激する働きがあります。

このアンドロゲンの働きが弱い
アンドロゲン作用が少ないピルでは問題になりにくいですが、アンドロゲン作用が強く出ると期待に反して脂質代謝の関係で体重が増加する可能性があるようです。

アンドロゲンはニキビを出にくくする作用があるともいわれており、実際、ニキビ治療にピルが使われているケースもあります。

また、肝機能障害がある場合は、ピルを飲むと体重が増え続けるといわれています。ただし、これも低用量ピルの場合は心配はないようです。

ただし、肝機能障害を持つ人は、ピルの服用が禁止されているので、そもそもピルを飲むことはないでしょう。

ピルの種類や口コミでの評判

ピルにはさまざまな種類があり、体質や使用頻度によって、ピルが持つ副作用の症状の表れ方というのも違ってきます。

ピルの効き目や副作用というのは個人差があるため、同じピルでも使う人が変われば、効き目を実感できなかったり、副作用に悩まされるということも十分ありえます。

自分の体に合ったピルを使うことが大切になるため、それぞれのピルについての口コミでの評判などをまとめてみました。

マーベロン28

  • 睡眠欲・食欲・むくみといった副作用になやまされた
  • 蕁麻疹を発症した
  • 過食嘔吐を頻繁に起こした
  • ダイエットの一環でマーベロン28を服用しながら有酸素運動を行っているがダイエット
  • 効果が服用前より得られなくなった
  • ピルを服用しても太ることなく、むしろ痩せることができた
  • 食欲が増すといった副作用は感じられなかった
  • ピルの服用を一時中断したら、肌荒れがひどくなり体毛も濃くなった
  • 肌にツヤが出た

アンジュ28

  • 処方してもらった医師からは、空腹感が抑えられなくなると聞いていたが、そのような副作用はなかった
  • アンジュ28の服用によって生理不順が改善されたが、その際体重の増減は全くなかった
  • アンジュ28の服用を止めたら、食べ過ぎるとすぐ太るようになった

トリキュラー28

  • 6ヶ月に及ぶ服用で、3kg体重が増えた
  • 食事制限や運動といった対策をとっても体重が増えてしまった
  • 服用しても体重の変化は特にみられなかった

ルナベル

  • 服用3週間で3kg体重が増えた
  • 食事や運動に気を遣っていたが、体重は増え続けた
  • 服用による体重の変化は全くなかった

メリアンED

  • 体調を崩すことがなくなり、普段は出ていたむくみの症状がみられなかった
  • マーベロン28からメリアンEDに変更したら、以前のような体重増加はなかったが、気分が暗い気持ちになった
  • マーベロン28からメリアンEDに変更したら肌ツヤが悪くなった

ヤスミン

  • 毎回悩んでいたむくみの症状が出なくなった
  • 過去に飲んだどのピルよりも飲みやすく、これといった副作用も感じなかった

これらはあくまで使用した個人の感想です。先ほども言いましたが、薬であるピルには体質に合う・合わないがあるため、購入する際はよく調べてから買うようにしましょう。

ピルで太らないようにする対策

避妊や生理痛、生理不順のため、ピルが手放せない女性は多いと思います。

しかし、ピルを飲んでしまうと太りやすい。

ピルを服用しても太らないようにするためには、どのような対策を取ればいいのでしょうか。

低用量ピルを用いる

今現在、中用量タイプのピルを服用している人は、低用量タイプのピルに切り替えてみるのも、ピルの服用で太らないようにするための対策のひとつです。

この中用量や低用量とは、ピルに含まれる女性ホルモン含有量を表しています。

中用量ピルは、卵胞ホルモンの含有量がちょうど50マイクログラム、低用量ピルは50マイクログラム未満の卵胞ホルモンが含まれています。

卵胞ホルモンの量が多い中用量ピルは、それだけ卵胞ホルモンによる働きが強く、副作用も出やすい傾向があります。

そのため、避妊や生理痛の緩和、生理不順の改善に最低限の効能で発揮できるレベルまで卵胞ホルモンの量を下げたのが低用量ピルです。

卵胞ホルモンに含まれるエストロゲンには、食欲を増進させる働きがあるため、中用量ピルより卵胞ホルモン量の少ない低用量ピルを服用することによって、食欲ご増すのを抑制し、食べ過ぎを防止できます。

ちなみに卵胞ホルモン含有量が50マイクログラムを超えるピルを高用量ピルといい、現在では副作用が強すぎるため、一般的には使用されていません。

中用量ピルの種類

プラノバール
・ビホープA
・ソフィアC
・ルテジオン

低用量ピルの種類

マーベロン
・トリキュラー
・ヤスミン
・ダイアン

水分代謝を促す

脂肪や水分といったものを溜めこみやすい生理前の時期は、これら太る原因となるものを少しでも溜めこまないようにする必要があります。

特に水分はむくみやセルライトの原因ともなるため、ダイエット時に蓄積してしまうと非常に厄介です。

そこで、ピルを服用している時に太らないようにするコツが「水分代謝を良くすること」です。水分代謝とは、単に水分を体外へ排泄するだけでなく、血流の促進も含んだ取り組みになります。

水分代謝、血流促進を促すためには、これらを促す効果のある栄養素やマッサージを行うことです。

水分代謝、血流促進を効果的に促してくれる栄養素とは、カリウムやビタミンE、クエン酸などになります。

カリウム

体内にある塩分を排泄する働きを持ち、むくみの解消につながります。

カリウムを多く含む食材は、豆類、パセリ、アボカド、海藻類、納豆、明日葉、にんにく、あじ、豆類などがあります。

ビタミンE

ビタミンEには血行促進作用があり、体の血行が良くなると酸素や栄養素が全身に行き渡るため、各臓器機能が活発に働くようになるため、新陳代謝も高めてくれます。

ビタミンEは魚介類に多く含まれていることで知られ、アーモンドやカボチ
ャといったものにも多く含まれています。

クエン酸

クエン酸には代謝を促進してくれる働きがあります。

代謝が良くなるということは、脂肪が燃焼しやすくなるということなので、ピルを服用して摂り過ぎてしまったエネルギーを積極的に消費してくれます。

クエン酸はレモン、グレープフルーツ、いちご、キウイなどのフルーツ類、そしてお酢にも多く含まれています。

果物に多く含まれているため摂取しやすい栄養素ですが、果物には果糖が含まれているため食べ過ぎると糖分を摂り過ぎてしまうので注意してください。

お酢で摂ることで糖分を摂取することなくクエン酸を摂取できます。

酵素ダイエットを取り入れる

生理前は体が妊娠に備えいろいろなエネルギーを溜め込もうとする時期であり、体は様々な体調の変化を起こします。

ピルを服用するこの時期に、無理な食事制限や激しい運動をするという行為は、体にとって非常に負担がかかるため望ましくありません。

そこで、体に負担をかけない酵素ダイエットが効果を発揮します。

生理前や生理期間中は食欲旺盛になって太りやすい時期であり、その食欲のまま食べてしまうと生理期間特有のホルモンバランスの変化で太りやすい体質となっているのに、さらに食べ過ぎてしまうこととなり、体重は一気に増えてしまいます。

酵素ドリンクを用いたプチ断食を取り入れることによって、食事量を抑えて効率的に必要な栄養素を摂取できます。

酵素には甘いモノや炭水化物を摂取した際に上がる血糖値を抑える働きのある栄養素や代謝を良くしてくれる働きのある栄養素も含まれていることが多く、ストイックなダイエットができない生理期間中にはとてもありがたい働きをしてくれます。

酵素はネットで簡単に購入することができるので、気軽に始められます。酵素の購入ポイントは、無添加であるかどうか、味が美味しいか、酵素の種類が豊富かの3つを意識して買うようにしてください。

まとめ

ピルを手放せないという女性は多く、ピルを服用するようになってから太ったという女性も多いです。

ピルの服用が太りやすい体質に変化させるというのは事実であり、対策をしっかり取らないとどんどん体脂肪がついて太ってしまいます。

ピルを服用する時は、意識的に体内の水分を排泄したり、血行を促進するような栄養素を含む食品を積極的にとってやる必要があります。

ピルを服用していない人でも、生理前後や生理期間中は比較的太りやすくなるため、そういった時期にあったダイエット方法を行う必要があります。

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