卵の摂り過ぎはコレステロール値が高くなるは嘘?実は関係のない卵の真実!

「健康的なイメージも強い卵、でもコレステロールが気になる」

「卵って一日に食べていい数が決まっているの?」

日本の食事において、欠かすことの出来ない卵という食材。

そんな卵は、いろんな栄養を一度に摂取出来る栄養価の高い食物というイメージがあります。

しかし、卵に含まれるコレステロールの摂取量が多すぎるのは、身体に良くないという意見もあります。

そんな、万能でありながら、気になるポイントもある卵という食品。

卵にまつわるコレステロールの話題を中心に、卵という食品の栄養について迫ってみました。

スポンサーリンク

卵に多く含まれるコレステロールとは何なのか

fork-2375602_960_720

まず、気になるのがコレステロールという存在です。

卵には、このコレステロールが多いから良くないという話があるようですが、そもそもコレステロールが何かが気になりますよね。

コレステロールは、体内にある脂肪の一種なんです。

そうきくと、コレステロールが多いのは良くないというのが、まずわかりますよね。

コレステロールには、脂肪酸と結合したエステル型というものと、別々に分かれた遊離型というものが存在します。

そもそもコレステロールは、細胞膜の材料になる役割もあります。

また、血管の強化をしたり維持したりと、悪い役割ばかりだけではないんです。

コレステロールは、副腎臓皮質ホルモンや性ホルモンのもとにもなっており、コレステロールを一括りで、悪い存在とはいえないんです。

脂肪の消化を助ける、胆汁酸の主成分でもあるコレステロール。

その存在は、非常に栄養バランスが重要なんです。

また、良質なたんぱく質を含んでおり、日本では1人あたり300個近くの卵を消費しており、それは世界でトップクラスなんです。

これは、卵の調理のしやすさが大きいと言えますね。

和洋中の料理で、どれでも卵は食材として利用できて、料理の食材でありながら薬のような存在でもあります。

普段の料理でも、何気なく卵を消費していることに気が付きますね。

卵に含まれる栄養について

また、卵にはコレステロール以外にも、たくさんの栄養が含まれています。

卵のカロリーは100gあたり91カロリー。

たんぱく質は7.4gで、脂質が6.2gです。

ナトリウムは84mgで、カルシウムが31mgとなっています。

また、ビタミンC以外のビタミン類も含まれており、卵1つに多くの栄養が詰まっています。

朝食を食べる時間がなくても、卵がけご飯で良いから食べましょうというのは、こういうところから来ているのかもしれませんね。

納豆と合わせて、日本人の朝の朝食に欠かせない食材だと思います。

昼のお弁当の卵焼きと合わせて、一日のエネルギーになります。

卵はコレステロールを高くしてしまうのか

気になるのは、卵を食べることでコレステロールが上がるのかということです。

卵に含まれるコレステロールは252mgと決して低いものではありません。

そのため、コレステロール値が高い人は、卵をたくさん食べてはいけないという意見がありました。

しかし、厚生労働省は2015年になり、新しい食事摂取基準を発表して、コレステロールに摂取量の上限を設けないと発表したんです。

なぜ、突然、コレステロールの摂取目安量が自由になったのでしょおうか。

コレステロールの研究が進む中で、コレステロールの大半は人間の体内で生成されていることがわかったのです。

そのため、食事から摂るコレステロールは全体の2割ぐらいであることが発覚したんです。

つまり、たくさんコレステロールを食事で摂取しても、体内はその摂りすぎたコレステロール分、体内で生成するコレステロールの量を減らすことがわかったのです。

よほどたくさんコレステロールを食事から摂らない限りは、中性脂肪の増加や動脈硬化の原因になりにくいというわけです。

スポンサーリンク

コレステロールを摂りすぎた場合の弊害

eggs-918437_960_720

コレステロールを摂りすぎた場合、どのような病気になると言われていたのでしょうか。

まずは、コレステロールを摂りすぎによる生活習慣病です。

糖尿病や動脈効果性疾患、脳卒中や虚血性心疾患などの原因になると言われていました。

心臓病になったり、糖尿病患者になる可能性があったわけです。

そのため、昔は卵は一日に1個から2個までという数が推奨されていました。

「ゆで卵を一日に何個も食べるとだめ」と言われたことがある人もいるかもしれません。

卵系のコレステロール値は

ちなみに、普通の卵の場合はコレステロールが252mgですが、うずらの卵の場合は470mg、いくらのような魚卵系では480mgなど、少し多いものもあります。

コレステロールとは普通の卵だけでなく、魚卵系にも含まれるので、コレステロール値を気をつけるように言われた人は、その点も覚えておきたいです。

また、卵を使った加工食品も同様のコレステロールを含んでいます。

卵焼きやプリンやショートケーキもコレステロールを含む商品です。

また、菓子パンにも卵は使われているので、もしコレステロールを気にしている人は、いろんな食物に気をつけないといけなくなってしまうのです。

映画『ロッキー』の1シーンのように、卵をそのままジョッキに割って飲むような生活をしている人はいないと思いますが、さすがにそのような食事はさけましょう。

コレステロールは食事から無理に摂る必要がない

しかし、注意したいのは、コレステロールは食事摂取基準の目安量がほとんどない栄養です。

摂取目安量が無いということは、わざわざ食事から摂る必要がない栄養だといえます。

それだけ、体内でコレステロールは十分に生成される栄養なわけです。

逆に言えば、無理に摂るのは身体の負担になるのは間違いないわけです。

また、卵のコレステロール自体は善玉コレステロールを増やす働きがあり、悪玉コレステロールを減らす役割があります。

そのため、血管の中に余分なコレステロールが残らないようにする働きがあるんです。

これは卵に含まれる卵黄の働きなので、非常に重要な栄養ですね。

持病がある人は注意が必要

しかし、持病がない人はコレステロールは体内でうまく調整されますが、持病がある人は、コレステロールがうまく調整出来ない場合があります。

これは、高脂血症を抱えていたり、心臓病を抱えている場合は注意が必要です。

専門家による科学的根拠によって、卵のコレステロールは健康に害が少ないという回答が研究者から得られたわけですが、あくまで健康な人に関してです。

特に高脂血症を抱えている場合は、卵の過剰摂取は危険といえます。

このあたりは、しっかりとお医者さんが基準値を定めてくれるので、卵をたくさん食べても大丈夫だと聞いたからと、基準量を越えないようにしましょう。

医師と卵をどれぐらい食べて良いのか相談するとともに、血液検査などの結果をチェックして、コレステロールの値が基準値に収まっているかを見ましょう。

加工食品に卵類が含まれていることを考えて、1日1個か2個に収めるように言われる可能性がありますね。

卵の持つ善玉コレステロールの役割

記事の中で先ほど触れた、卵のコレステロールが持つ善玉コレステロールを増やす役割と、悪玉コレステロールを減らす役割はどのような意味があるのでしょうか。

善玉コレステロールは、コレステロールを体内に取り込んで、細胞から肝臓へ送り届ける役割があります。

この働きによって、血中コレステロール値を下げることができるんです。

逆に悪玉コレステロールは、血中コレステロールの値が増えてしまう効果があります。

また、血管の壁にコレステロールが溜まって、動脈硬化を引き起こす可能性があるんです。

これは卵のレシチンという成分が、善玉コレステロールを増やして、血中コレステロールを低下させる役割を持っているからなんです。

つまり、卵にはコレステロールを上げてしまう栄養があるものの、それを下げる栄養も入っているからバランスが取れるというわけです。

ちなみに、レシチンという栄養は、納豆などの大豆食品にも多く含まれています。

健康診断の結果、コレステロールが高いという結果が出た場合は、納豆や豆腐を食べて、血中コレステロールを下げることがおすすめですね。

コレステロールの摂取する量などについて

まず、人間は体内で一日にコレステロールを1500mgから2000mgほど生成するとされています。

また、摂取制限として男性は750mg未満で女性は600mg未満にすることが、推奨されています。

卵の個数で言うと、3つぐらいがこの基準の範疇という事になりますね。

コンビニで販売している味付き卵だったら、2つでパックになっており、お昼に食べて、夜は卵が使われた料理を食べるから、それで基準の範囲ぐらいですね。

そう考えると、やはり卵のかつての基準値は厳しかったと言えますが、あくまで推奨の範囲内になっているので、ほとんど食事で卵を食べ過ぎることを気にする必要はなくなりました。

スポンサーリンク

問題なのは卵のカロリー?

egg-1600890_960_720

実は、卵の成分で気をつけたいのは、そのコレステロール量よりも、カロリーかもしれません。

非常に卵は栄養価が高く、身体の健康に効果のある成分を含んでおり、細胞に良い働きをもたらしてくれるのですが、気をつけたい部分があります。

それは、卵のカロリーは決して低く無いということです。

100gあたり151カロリーほどあります。

卵はサイズが複数存在するので、そのカロリーの量は変わりますが、いずれにしても1つで100カロリーはあると考えたほうが良いです。

1日に卵を5つほど食べると、500カロリーぐらいになってしまうので、適量摂取にとどめておくほうがいいかもしれませんね。

高カロリーなラーメンに入っている煮玉子も、カロリーを上げる原因になります。

卵は日本人の好きな食材でもあり、いろんなところで利用できるだけに、そのカロリーの摂取源になりやすいんです。

卵の美容に関する効果

卵は栄養学において、その高い能力を認められています。

卵はがん予防や二日酔いを予防する他、生活習慣病の要望に脳を活性化する効果があるんです。

それだけ、卵の中には栄養素の含有量が豊富ということです。

日本の朝の朝食として、ご飯と魚と味噌汁と野菜が用意されて、そこに卵がトッピングされることがあります。

研究者たちによれば、これほど、完成された健康食はないと言われています。

摂取不足に陥りやすい、カリウムなどのミネラル分やビタミンBなどを補ってくれる食材なので、健康な食生活に欠かすことは出来ません。

美容効果に関しては、抗酸化作用のあるビタミン類、また肌を作るために必要なアミノ酸が卵には豊富です。

また、たんぱく質が美肌を作る働きをしてくれるので、こういったバランスの摂れる食事は、健康的な栄養の目標値を達成しやすいですね。

スポンサーリンク

コレステロールの過剰摂取を抑えれる食物

sea-bass-2541477_960_720

医師からコレステロールの摂取の制限や、摂取量目標を越えて摂りすぎないようにするために、おすすめの食材も紹介します。

特に健康診断や血液検査などの検査によって、治療の必要性がこのままだと生まれてしまうと言われた人は、この情報を活かしてください。

魚や野菜は重要

まずは、魚に含まれるEPAやDHAです。

これは、卵本来が持つ役割と同じで、悪玉菌を減らし善玉菌を増やしてくれる働きがあります。

これらは、青魚に多く含まれている栄養成分で、サンマやサバ、アジやイワシなどがおすすめです。

朝食に食べるのがおおすすめですね。

血液がサラサラになる役割もあり、飽和脂肪酸など身体が酸化するのを防いでくれます。

また、野菜に含まれる食物繊維もコレステロールの摂取制限におすすめです。

食物繊維は、腸内の老廃物を排出するために大きな効果があります。

水溶性食物繊維は水に溶けてゲル状になり、腸内の老廃物と絡みついて排出してくれます。

コレステロールに関しても、水溶性食物繊維は効果的で、体内に吸収するのを抑えてくれることに関係します。

野菜の中では根菜類に食物繊維は豊富で、ごぼうやさつまいも、じゃがいもなどが有名です。

またキャベツや菜の花、オクラなどのネバネバ系も食物繊維が豊富です。

そして、魚介類に豊富なタウリンは、肝臓の働きを高めてくれます。

胆汁酸と言われる物質は、コレステロールの原料となっているので、肝臓の働きが良くなることで、胆汁酸がスムーズに排出されて、コレステロールの摂取を抑えてくれます。

このように、卵と他の食材は強い関連性があるため、バランスの良い食事が重要となります。

適度な運動と水分摂取

日常生活において、適度な運動と水分摂取は必須です。

血液検査などによって尿酸値が高いことや、高脂血症の疑いがあると言われた人は、とにかく水分摂取を行いましょう。

また、有酸素運動などのウォーキングやジョギング、そして水泳などは身体を健康にすることに、とても大きな関連性があります。

普段から脂質が多い食事をしている人は、それだけリスクがあり、年齢を重ねてから厳しい食事制限を受ける可能性があります。

栄養生理学的に、日本人は塩分を摂りすぎている食生活をしており、水分摂取して、ムダな塩分は消費しましょう。

普段から、水分を摂ることを気にかけているだけで、元気で健康的に過ごせる老後が待っています。

年齢を重ねると、身体は酸化して細胞膜に余分な脂肪がついて、血液はドロドロ担ってしまうのです。

しかし、卵のような高い栄養成分を誇る食材を、適切な量で摂っていると、悪かった健康診断の結果も改善されていきます。

まずは、一ヶ月、そして三ヶ月と、食生活を少しずつ改善していきましょう。

スポンサーリンク

まとめ

egg-1510449_960_720

卵のコレステロールにまつわる真相について紹介しました。

かつては、卵は食べすぎてはいけないというのが当たり前のように栄養生理学で言われていたことでしたが、多くの研究を重ねて近年は変わりました。

コレステロールが体内で生成されることが中心であることが分かり、食事で摂取するコレステロールは2割程度であることが分かりました。

そのため、疾患を抱えていない人にとって、卵を食べ過ぎることは決して問題ではないことがわかったのです。

しかし、心臓病や高脂血症などを抱えている人は制限をする必要は変わらずにあるので、その点も気をつけなければなりません。

特に卵は加工がしやすい食材のため、気づかないうちにコレステロールを多く摂りすぎている場合があります。

とはいえ、卵が持つ、高い栄養価は日本人にとって、非常に重要な食材です。

卵のカロリーにはほどよく気をつけて、毎日の食事に摂り入れれば、必ず健康な身体を維持することにつながります。

なんとなく食べていた卵も、これだけ栄養価が高い食べ物だと気づくと驚きますよね。

コレステロールを気にして、卵を食べるのを避けていた人は、カロリーには気をつけながら、積極的に食べていい食材です。

卵は痛みやすいので出来るだけ、購入したらはやく調理することをおすすめします。