大きな瞳とぷるっぷるの唇が印象的で、男女問わず人気があり、ドラマの主演をつとめることも多い石原さとみさん。
CMやドラマでの透明感とハツラツとした表情にウットリしてしまいますよね。
女性の中には「石原さとみさんのようになりたい!」と思っている人も多いのではないですか?
特段体型にはなんの問題もなさそうな石原さとみさんですが、実はドラマ中とそうでない時とでは少し体型に変化があり、ドラマの撮影を終えた石原さんは少しぽっちゃりとした体型になっていることも。
石原さとみさんも体型を維持するために、いくつかのダイエットを行っているといわれています。今回は石原さとみさんさんが実践しているダイエット方法について詳しく紹介していきます。
女子のなりたい顔NO1にも輝いた石原さとみさん
第27回ホリプロタレントスカウトキャラバン 「ピュアガール2002」でグランプリ受賞したことを期に芸能界入りした石原さとみさん。
現在はドラマや映画のヒロイン、CMなどで大活躍しており、実力派若手女優としてのポジショを確立しつつあります。
2015年には、サイバーエージェントが発表した「10代女子が今年1番なりたい顔」に関するアンケートで見事1位にも輝きました。
そんな石原さんも、仕事の影響か体型の変化がちらほら見てとれ、そのへんは私たち一般人とあまり大差がないため、親近感が湧いたりもしますね。
連ドラ撮影の過酷なスケジュールによるストレス故か、ドラマ撮影後の記者会見時などは少し撮影時よりぽちゃっとした体型になっていることがあります。
おそらく、ドラマ撮影中は緊張の糸が張り詰めており、撮影が終了した途端一気に糸が解けて気が抜けてしまうためなのか、石原さん以外にもドラマ撮影後は太ってしまうという女優さんは多いようです。
そのため、石原さんも体型をキープするためいくつかのダイエットを取り入れているといわれています。
石原さとみが取り入れているダイエット方法とは
石原さとみさんは2010年のananのインタビューで、「食事」や「運動」といった基本的なことに対して日頃から気を遣って、日々のボディケアを行なっているそうです。
石原さんが食事で特に気を遣っていることは、「よく噛んで食べること」と「野菜や和食」を中心としたものを食べるということです。
どちらも健康・ダイエットには欠かせないことであり、美容効果もあります。
食事の摂り方や食べるものに気を配り、同時に運動ではヨガや加圧トレーニングによる筋力トレーニングで身体を引き締める。
健康や美容と、「食事」や「運動」というものは切っても切り離すことができない関係です。
石原さんは日常的に食事や運動といったものに気を配りながら過ごすことで、撮影後のふっくらした身体を引き締め、普段からあまり太らないようにしているのです。
また、石原さんは毎日鏡を見ることによって日々のの体型の変化を確認して、スタイルキープができているかどうか、ダイエットの進捗状況を確認しているそうです。
石原さんが意識している「食事」「運動」「スタイル確認」には、それぞれ体にどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか。
よく噛んで食べる
よく噛むということは咀嚼回数が多いということ。
たくさん噛んで食べるという行為には、私たちが思っている以上に高いダイエット効果があります。
満腹感を早期に感じられ、食事量を抑える
咀嚼回数が増えると、それだけ脳内で「ヒスタミン」と呼ばれる物質が生成され、それが満腹中枢を刺激し、満腹感を得ることができます。
人間の食欲とは、満腹中枢と摂食中枢とのバランスによって決定され、よく噛む行為というのは満腹感を司る満腹中枢に働きかけてくれるのです。
最新の研究データによると、咀嚼回数を増やすことで、15%もの食事量を減らすことができるということが分かっています。
脂肪を燃焼
よく噛むことによって、脳の視床下部からヒスタミンという物質が分泌されますが、このヒスタミンは満腹中枢を刺激して食欲を抑えるだけでなく、交感神経にも働きかけて脂肪の分解と脂肪の燃焼の両方を促進する働きがあります。
よく噛んで食べることによって、脂肪も効果的に減らすことができるのです。
よく噛むこと自体でエネルギーを消費する
実は、噛むという行為自体でエネルギーを消費していますが、この咀嚼によるエネルギー消費のことを食事誘発性体熱産といいます。
私たち人間は食事を摂ると体温が上昇しますが、これは食べ物から摂取した栄養素が熱となって消費されているからであり、この食事誘発性体熱産地 による消費量は、1日すの総消費エネルギーの約10%にも相当するのです。
そして、この食事誘発性体熱産生で消費するエネルギーは、はよく噛めば噛むほど大きくしてやることが可能であり、咀嚼回数が多い人ほど基礎代謝も上がって、痩せやすい体となります。
小顔効果
男性に比べ女性は、年齢を重ねるにつれて口周りの筋力が低下し、たるみとなって現れます。
咀嚼することによって、口の両側にある頬の部分の笑筋や口周辺の口輪筋といった筋肉を鍛えることができ、フェイスラインを引き上げてやることごでき、笑ったときの表情が美しくなります。
咀嚼回数を増やすこと、歯応えがある食品などを積極的に食べることによって、フェイスラインを引き上げて小顔にしてくれると同時に、美しい笑顔を作り出せるようになるのです。
虫歯や病気の予防にも
口の中の唾液には、虫歯の原因となる虫歯菌の酸を薄める働きがあり、よく噛んで唾液をたくさん出すことによって、虫歯を予防することができます。
唾液には口の中の細菌を減少させる免疫物質も含まれているため、口内の清潔感が保たれ、口臭や歯周病といったものまで防いでくれます。
また、摂取物をしっかり噛み砕いて飲み込むことで、胃にかかる負担を減らし、胃潰瘍や胃食道逆流、胃がんといった病気のリスクを減らしてくれます。
その他、咀嚼回数を増やすことで、目の筋肉や脳の老化を抑えるといった効果も期待できます。
和食を中心とした野菜たっぷりの食事
石原さんはダイエット効果のある食べ物を主食に置き換えて痩せる、置き換えダイエットは行わず、栄養バランスのとれた和食を中心とした食生活を送っていたようです。
「あれを食べなきゃ、これは食べたらダメ」などの制限を自分にはかけず、マイペースではあるけど規則正しくバランスのとれた食事を心掛けていたようです。
栄養バランスがとれているという意味では、和食以上にいいものはあまりありませんよね。その上、野菜も積極的に食べるようにしていたそうです。
和食の効果
和食はご飯・汁物・主菜1品・副菜2品の「一汁三菜」が基本であり、一汁三菜にすることによって、自然と栄養バランスのとれた献立となります。
さらに、この「一汁三菜」に「まごわやさしい」を意識することによって、さらに栄養バランスの優れた食事となります。
「まごわやさしい」とは、ミネラルや植物性たんぱく質が豊富な「ま・豆類」、ミネラルや脂質・たんぱく質が豊富な「ご・ゴマ」、同じくミネラルをたくさん含む「わ・わかめ」、ビタミンやミネラル、食物繊維をたくさん含む「や・野菜」、動物性たんぱく質やビタミンを多く含む「さ・魚」、野菜同様ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富な「し・しいたけ(きのこ類)」、ビタミンやミネラルの多い「い・いも類」のことをいいます。
和食の栄養バランスの高さは世界的にも知られており、日本国内に留まらず海外の多くの著名人にも和食は取り入れられています。
ミランダカーやマドンナ、ベッカムなども和食を好んでよく食べると言われています。
和食は塩分や糖質が多くなる傾向があるため、味付けを薄めにして、炭水化物の量を減らすことによって、ダイエット食としても高い効果を発揮します。
野菜のダイエット効果
石原さんは和食を中心とした栄養バランスのとれた食事を摂ると同時に、野菜を積極的に食べることも心掛けていたようです。
野菜にはビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富に含まれているため、ダイエット効果が非常に高く、日々たくさんの野菜を食べることで健康的に痩せることができます。
ビタミンの中でも特にダイエット効果が高いのが、ビタミンB郡。緑黄色野菜に多く含まれるビタミンB1・B2はそれぞれ糖質・脂肪の代謝を促進してくれるため、ダイエットの大きな助けとなります。
ミネラルに属するカルシウムには、脂肪燃焼を促して脂肪の吸収を抑える効果があり、イライラも抑制する働きをもつので、ダイエット中のストレスも軽減されてダイエットが継続しやすくなります。
カルシウム以外では、リンもエネルギー代謝・脂質代謝を効率よく行ってくれるので、ダイエットには欠かせないミネラルであり、マグネシウムは基礎代謝を上げてくれる働きがあります。
キャベツやもやしに多く含まれる食物繊維は、血糖値の急激な上昇を抑制してくれるため、肥満の原因となるインスリンの分泌量を抑えることができますし、食物繊維は体内に入ると水分を含んでゲル化し、余分な脂肪などを吸着して体外に排出する作用もあります。
胃の中で水分をしっかりと含むため、お腹が膨れて満腹感を感じやすく食べ過ぎも防止してくれるといった働きがあります。
このように野菜に含まれる栄養素には、多くのダイエット効果があり、美容や健康にも非常にいいため、ダイエット時には積極的に摂取するべきなのです。
野菜ばかり食べていても、野菜本来のダイエット効果や美容効果は得にくいのですが、石原さんは和食を中心とした食事に、野菜を多く取り入れることで、野菜が持つ本来のダイエットや美容の効果をそのまま得ることができたのだと考えられます。
加圧トレーニング
石原さとみさんが運動面で取り入れていた方法のひとつに、加圧トレーニングがあります。
加圧トレーニングとは、専用のベルトで体を締め付けることで、意図的に血流量を制限し、その状態のまま運動を行って、体内の乳酸濃度を高めてやるトレーニング方法です。
トレーニング終了後にベルトを外してやると、これまで高濃度で蓄積されていた乳酸が一気に体内に流れだし、成長ホルモンが活発に分泌されます。
効果的に筋力を高められ、基礎代謝が上がる
加圧トレーニングで血液量を制限してやることで、同じトレーニングでも普段以上に筋肉に負荷がかかり、筋力もよりアップすることが期待できます。
加圧してやることで、その圧力に負けじと筋肉も普段より酷使されるのです。
普段以上に筋肉を酷使したうえ、ベルトを外すことで成長ホルモンが大量に分泌され筋肉の成長を促進してくれます。
筋肉量が増すことで基礎代謝が上がり、エネルギー消費量が上がって脂肪をより燃焼しやすい体となります。
アンチエイジング効果
加圧トレーニングには、血管の拡張・収縮機能が活性化されるというメリットも有ります。
血管の弾力が修復され、新鮮な酸素や栄養素が全身に効率よく行き渡り、肌細胞や臓器類とったものが活性化されます。
加圧トレーニングによって、年齢を重ねると減少してしまう成長ホルモンも活発に分泌されるので、アンチエイジング効果も期待できます。
肩こり・むくみ・冷え症の改善
血管の弾力がよみがえって血流が良くなることで、血行不良が原因で起こる肩こり・むくみ・冷え症といった症状も改善されます。
ホットヨガ
石原さんは加圧トレーニングに加え、自分の体質にはホットヨガがあっているということから、ホットヨガも実践していたそうです。
ホットヨガは高温多湿の環境行われるヨガであり、発汗を促しながら体の柔軟性を高めるというものです。
高温多湿という特殊な状況下で行うヨガには、さまざまな効果があります。
ダイエット効果
汗をかきながら行うヨガには、代謝を促進する作用があります。
ヨガ自体に柔軟性を高めて代謝を促進するという効果があるうえ、発汗作用も促す高温多湿な室内で行うホットヨガは、まさにダイエットにピッタリなヨガといえます。
デトックス効果
大量に汗を流すことで、体内に溜まった老廃物を排出するデトックス効果があります。
大量に汗をかくことで、余分な水分を排出することができ、むくみや肩こりなどの解消も期待することができます。また、体温を上げて汗をかくことで、冷え症の改善にもつながります。
ホットヨガで発汗作用を促し、大量の汗をかいて体内の老廃物がなくなることで、お肌も綺麗に保つことができ、美肌作用ももたらしてくれます。
ホルモンバランスを整える
ホットヨガの効果のなかでも、女性に嬉しいのがホルモンバランスを整えてくれるというもの。
大量に汗をかくことで自立神経に作用し、ホルモンバランスの乱れを防いでくれます。加えて、ホットヨガにはリラックス効果もあるため、自立神経がより整えられます。
体内のホルモンバランスが崩れてしまうと、お肌にもトラブルが生じますし、むくみや更年期障害、不妊症にもつながりかねませんし、ダイエットでも思うような効果が得られなくなります。
スタイル確認
石原さとみさんは普段から鏡で自分のスタイルを確認することを意識していたそうです。
毎日鏡で自分のスタイルを確認することで、自分のウィークポイントを知り、その部位を重点的に鍛えてやり、ダイエットを奮起させることができます。
体重計の数値ではなく、自分のスタイルと向かい合うことで体重計の数値に惑わされることなく、スタイル重視のルックスへと近づけていくことができます。
まとめ
石原さとみさんが行っていたダイエット方法の中には、私たち一般人でも行うことができるものもあります。
食事を和食を中心にして野菜をたくさん食べることや毎日鏡をみてスタイルを確認するということは、やろうと思えばすぐにでも実践することができます。
加圧トレーニングやホットヨガといったものも、芸能人にありがちな無理なダイエットというわけでもないので、チャレンジできる方はぜひ行ってみてください。