乳酸キャベツのダイエット効果とは!

みなさんは乳酸キャベツという言葉を聞いた事はありますでしょうか。

欧州ではザワークラウトやシュークルートなんて呼ばれ愛されてきた、いわゆるキャベツの漬物の事。

この乳酸キャベツは美容や健康、そしてダイエットにもいいと近年話題になっておりテレビでも紹介されています。

乳酸キャベツがどのような効果をもたらすのか、また乳酸キャベツのレシピ等について今回はご紹介していきます。

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乳酸キャベツとは

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そもそも乳酸キャベツとは、という事からご説明していきます。

欧州で愛されてきた乳酸キャベツは、フランス語ではシュークルート、ドイツで語ではザワークラウトと呼ばれ、ドイツでは国民食の一つです。

キャベツに塩を加えできる保存可能な発酵食品であり、特に冬の間の保存食としてはかかせないものとされています。

キャベツには植物性乳酸菌という菌が付いており、それを発酵させることで乳酸菌が増殖され乳酸キャベツとなります。

この植物性乳酸菌は胃酸などに強く、生きて腸まで届きやすいので腸内環境が改善、またキャベツには胃腸を健康に保つ働きやガン予防の成分、食物繊維、ビタミン、ミネラル等豊富に含んでいます。

この植物性乳酸菌とキャベツが持っている栄養成分のダブルパワーを実感できるのが乳酸キャベツなのです。

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キャベツが持つ栄養素とは

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前述で軽く触れましたが、キャベツには嬉しい栄養素が多く含まれています。

キャベツの栄養素において一番有名なものが、胃腸薬にも配合され胃腸の粘膜の修復を促す成分である「キャベジン(ビタミンU)」です。

ビタミンUは胃酸の分泌抑制・胃腸粘膜の新陳代謝促進といった胃腸を健康に保つ働きが期待でき、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防に効果的です。

ビタミンUをもっと増やしたい場合は、キャベツを冷蔵保存すると増えますよ。

またビタミンUだけでなく、生キャベツを細かく千切りに切った際キャベツの酵素が働いてできる「リゾホスファチジン酸(LPA)」という成分にも胃腸の粘膜修復作用があります。

この2つの成分であるビタミンUやLPAは、乳酸による発酵で効果を損なうことはありませんので安心してください。

そしてもう一つ注目されている有効成分が、がん予防に有効と言われている「イソチオシアネート」です。

これは辛味成分の一種なのですが、キャベツなど辛みをほとんど感じる事のない野菜の場合、グルコシノレートという配糖体の形で含まれており、これが身体内の消化過程でイソチオシアネートに変化します。

がん予防に有効な成分としてキャベツが食品のトップクラスにランクインしているのもこの成分があるからです。

またこれら代表的な3つの成分以外にも、効果的な成分が含まれているのですよ。

美肌効果が期待できるビタミンCや血液サラサラ効果のあるビタミンE、骨粗しょう症や高血圧の予防となるカルシウム、心臓病や高脂血症の予防となるマグネシウム等、挙げたらまだまだあります。

そんなたくさんの予防や効果の期待できるキャベツを更に魅力的な食べ物に変化させるのが、乳酸キャベツなのです。

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乳酸キャベツの効果とは

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それでは気になる乳酸キャベツの効果をご紹介します。

キャベツのみの効果がある前提の乳酸キャベツは、無敵ですよ。

キャベツの発酵が進めば進むほど増える乳酸菌は悪玉菌の増殖を抑制し、腸内細菌のバランスを整えてくれ、腸内環境を改善してくれます。

腸内環境が改善すると単純に便秘解消されるだけでなく、溜まっていた毒素や老廃物が体外に排出されます。

これにより、美肌効果・免疫力アップ・アレルギー抑制(アトピーや花粉症等)など美容や健康の効果が期待できます。

乳酸キャベツには乳酸菌が億単位で生息しており、これはキムチの乳酸菌数と同等と考えられています。

乳酸キャベツのような植物由来の乳酸菌は、ヨーグルトなどの動物由来の乳酸菌と比較しても強い酸性の下でも生息でき、胃酸や胆汁酸にさらされたとしても生きて腸まで届きやすい生命力が高い菌なのです。

ヨーグルトなどの動物性乳酸菌は胃や小腸で消化・吸収されてしまい大腸まで届きにくいのですが、それに比べて植物由来の乳酸菌は大腸まで届きやすいと言われています。

善玉菌の最大勢力はビフィズス菌ですが、多くは大腸に存在している為ビフィズス菌のエサになる乳酸菌が大腸まで届くことにより善玉菌が増殖し腸内環境を改善してくれるのです。

また乳酸キャベツにはカロリー燃焼を促進する働きもあるので、ダイエットにも効果が期待できますよ。

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乳酸キャベツの作り方とは

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乳酸キャベツの作り方は料理家である伊澤由美子さんもレシピ本をだしているので、そちらを参考にするのもおすすめですがこちらでもご紹介しておきます。

基本の材料はキャベツと塩なので、発酵するのか疑問に思う人もいるかもしれませんが安心してください。

キャベツに塩を加えることでキャベツから水分が排出され、同時にキャベツの表面に元々ついている乳酸菌の働きで発酵が進むという仕組みなのです。

それでは10分もあればできる乳酸キャベツのレシピをご紹介します。

【材料】

  • キャベツ1個(約1kg)
  • 粗塩小さじ4
  • 砂糖(きび)小さじ1/2
  1. まずキャベツを4等分にして芯を取り除いて洗い、水気をきってから細かい千切り、もしくはみじん切りにします。(細かいほど発酵しやすい)
  2. 半分の量のキャベツを密閉できる保存袋に入れ、そこに小さじ2の塩を加えます。
  3. 残りの半分の量のキャベツ・小さじ2の塩・小さじ1/2の砂糖も加え、袋の上からなじませるようによく揉みます。
  4. 保存袋から余分な空気をしっかりと抜き口を閉じ、500mlのペットボトル3本を重しとして載せ常温で置いておきます。
  5. 3日から6日程置き泡(炭酸ガス)が立ってくれば発酵しているという事なので、熱湯消毒した保存瓶に移して冷蔵庫で保存してください。(保存方法は冷蔵保存で約1ヶ月もちます)

発酵してきる時は他雑菌も増えやすい為、清潔な保存容器や道具、そして清潔な環境で行うようにしましょう。

日を追うごとに、酸味が出て味が深くなりますので楽しみにしてくださいね。

お好みでトウガラシ、粒コショウ、ローリエなどスパイスを加えるのもいいでしょう。

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乳酸キャベツで失敗しないポイントや注意点とは

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乳酸キャベツは作り方だけを読むと簡単だなと感じる人も多いですが、失敗する人もいますので失敗しないためのポイントや注意点をご紹介します。

キャベツの特徴を把握しましょう

3~5月頃の時期に収穫される春キャベツは水分が多く柔らかくて発酵しやすい為、乳酸キャベツが非常に作りやすいです。

早ければ1~2日で発酵するでしょう。

一方12月~3月頃の時期に収穫される冬キャベツは葉が硬く水分が少ない為、春キャベツほど早く発酵しない場合がほとんどです。

春キャベツと冬キャベツは単に収穫の時期が違うというだけではなく、品種も異なる為3月頃に購入する場合は春キャベツか冬キャベツなのか確認し作るようにしましょう。

また紫色をした紫キャベツは抗酸化成分のアントシアニンが多く、そして食物繊維やビタミンCもキャベツの中では最も多いとされているので、乳酸キャベツを作るのにおすすめと言えます。

ただし紫キャベツも水分は少ない為、発酵期間は冬キャベツと同じくらいとして作るといいでしょう。

キャベツは念入りに洗わないようにしましょう

キャベツを細かく千切りにする前に洗うとしても表面をさっと洗う程度、もしくは表面だけ捨てるか他の料理に使用することをおすすめします。

驚く人もいるかもしれませんが、これはしっかり発酵させる為。

キャベツの表面に乳酸菌がついているので、キャベツをむいて念入りに洗ってしまう事で乳酸菌が流れてしまい発酵しなくなる可能性があるのです。

キャベツの水分は気にしないようにしましょう

キャベツと塩を保存袋に入れ揉むと水分が出てきますがこの水を捨てたり、または塩を入れ過ぎたので水を足すという行為もやめてください。

これはキャベツから出てきた水に大切な乳酸菌が含まれているので、水を加えると菌が薄まってしまい発酵しにくくなる原因になります。

水分は気にしないようにしましょう。

保存袋の密閉はしっかりとしましょう

保存袋に入れたキャベツの空気はしっかりぬかりなく抜くのが、失敗しないポイントです。

空気抜きが十分にできていなくキャベツが空気に触れる事で、発酵がうまくいかずに発酵する前に傷んでしまう可能性も。

手でしっかりと空気を押し出し、密閉状態にしましょう。

暑い時期は注意しましょう

室内温度が20℃以上の場合、発行する前に傷んでしまう事があるので失敗する可能性が高いと言えます。

ただしバテやすい夏の時期だからこそ、乳酸キャベツがおすすめとも言えるので発酵する時間はかかってしまいますが常温より冷蔵庫に保管する方が成功する可能性はアップします。

冷蔵庫では発酵しないと言う人もいますが、温度調整ができるような冷蔵庫であれば10℃位に設定し保存してみましょう。

1~2週間かかるかもしれませんが、発酵しますよ。

できているか心配な場合は途中経過を見ましょう

うまくいっているかどうかの目安は、成功している場合1日目~3日目あたりに葉の緑色が落ちて汁が白くにごり、泡が上の方に出てくる事が多いです。

失敗している場合は緑色が落ちず汁は透明に近い状態。

この状態は、乳酸菌以外の菌が優勢になり腐敗している可能性があります。

常温で5日以上経過してもあまり見た目に変化なく、酸の匂いもないようであれば失敗の可能性が高いですよ。

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まとめ

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乳酸キャベツ、いかがでしたでしょうか。

野菜の中でもキャベツのパワーは突出していますし、満腹感も得られます。

乳酸キャベツを食べる事により腸内環境を改善し便通の改善・美容健康の効果が期待でき、

本来キャベツが持っている成分効果も得られるとは一石二鳥ですよね。

キャベツの種類や温度など、環境によっても発酵期間などに変化があるのでしっかりと把握し作るようにしましょう。

是非乳酸キャベツを作り、普段の食事の一品に加える事をおすすめします。

納豆にいれてみたり、スパイスを変えてみたり、いろんな楽しみ方もできますよ。

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