下剤ダイエットは成功する?!効果ややり方は?

楽に痩せたい、即効性のある方法で痩せたい。そう思っている人は多いのではないですか?そんな人が行うダイエット方法に、下剤を飲むことによって痩せようとする下剤ダイエットという方法があります。下剤を飲むことで本当に痩せられるのか、危険性はないのかと不安に思う方も多いと思います。今回はそんな下剤ダイエットについて詳しく紹介していきます。

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下剤ってそもそも何?

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下剤とは、排便を促すための薬であり、排便を促進させる原理の違いから、大きく分けると「刺激性下剤」と「機械性下剤」の2つがあります。

刺激性下剤

小腸や大腸に刺激を与えることによって、腸の蠕動(ぜんどう)運動を活発にし、腸のなかの内容物を体外へ排出させ排便を促します。現在では小腸を刺激するものはほとんど使用されておらず、大腸刺激性下剤が一般的に使われています。大腸刺激性下剤は成分の違いによって、更に細かく分類されます。

機械性下剤

便に水分や界面活性剤などを加えることによって、便を柔らかくして排便を促すタイプのものです。座薬などもこの機械性下剤に分類されます。

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下剤ダイエットとは?

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下剤ダイエットとは、文字通り下剤を飲んで痩せるダイエット法です。下剤を飲むと強制的に体内の内容物が排出されるため、普段通り食事を食べていても、みるみるうちに体重が減っていきます。しかし、下剤はもともと便秘に悩まされている人の排便を促すための薬であるため、便秘でもない人が服用することはあまりお勧めできません。下剤は当然薬ですから、それなりの副作用があります。何をしても痩せられなかった、すぐに痩せられる、など即効性や最終手段として、女性の方でこの下剤ダイエットを実践している人が意外と多くいますが、健康面だけをみても体によくありませんし、美容観点からみても、悪い効果が多数あるためなるべく避けるようにしたほうがいいでしょう。

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下剤ダイエットの効果

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下剤ダイエットでは、体の中の内容物(便・水分・栄養素)を強制的に排出するわけですから、内容物が排出されることによって体重が大幅に減少し、内容物のなかには水分や栄養素も含まれているため、むくみの解消や栄養吸収率が悪い体となり、太りにくい体質になります。

下剤ダイエットは慢性的な便秘の方には効果的であり、無理なやり方さえ行わなければ実践できる方法ではあります。しかし、下剤ダイエットにはリスクは付き物であり、ダイエットの基本である「健康に痩せる」ダイエット法ではないため、なるべく避けるようにし、くれぐれも無理はしないでください。

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便秘とダイエット

便秘とダイエットには深い関係性があり、便秘で悩まされている女性はすぐにでも解消することをおすすめします。便秘が体に及ぼす影響はなにも病気のリスクを上げるなどの健康面だけではなく、見た目でも便秘によるぽっこりお腹で太ったように見えてしまいますし、便秘の二次的被害でお肌の調子も悪くなってしまいます。また、慢性的な便秘の人は「痩せにくく太りやすい」ダイエットに不向きな体質になってしまいます。なぜ便秘がダイエットの天敵となるのか、その理由をみていきましょう。

新陳代謝の低下

慢性的な便秘の人は、常に腸内環境が悪く、腸内に溜まった老廃物の毒素が溢れており、血流が非常に悪い状態になっています。血液内には、新陳代謝と関係のある栄養素や酸素が含まれているため、血流が悪いと効率よくそれらが全身に行き渡らず、脂肪燃焼効率が悪く新陳代謝の低い、痩せにくいカラダになってしまいます。

脂肪を溜め込みやすい

健康体であれば排出されるはずの便が、便秘が原因で腸に留まるため、摂取した際の一度目で吸収しきれず残った脂質や糖質といった脂肪の元を再度吸収してしまうため余分に脂肪として溜め込んでしまいます

腸の吸収率の低下

便秘になると腸の吸収率が低下してしまい、ダイエットに効果的な栄養素をうまく吸収できなくなります。特にダイエットに効果的とされているビタミンB郡のビタミンB2・B6の吸収率が悪いと言われています。

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下剤を用いた正しいダイエットのやり方

下剤ダイエットには正しいやり方があります。下剤を用いた無理なダイエットは必ず体調を崩すので避けるようにしてください。期間は1週間を目安として、それ以上続けてしまうと体への負担が大きいため行わないでください。

1日目

朝起きたら何も口にせずに下剤を飲む。水は1リットル以上飲むことを心掛け、空腹感を感じたら乳酸菌を含む乳酸菌飲料やサプリメントを摂取する。5時間経過したらファスティングドリンクを飲み、初日に摂取する飲食物は以上とする。

【ファスティングドリンク】

  • バナナヨーグルトジュース
    材料:(1杯分)
    ・バナナ・・・半分
    ・豆乳(無調整のもの)・・・100ml
    ・プレーンヨーグルト・・・100g
    ・はちみつ・・・スプーン大さじ1杯
    【作り方】
  1. ミキサーではちみつ以外を混ぜる
  2. ①にハチミツを加えかき混ぜ完成
  • フレッシュ野菜ジュース
    材料:(1杯分)
    ・バナナ、にんじん、セロリ、リンゴ・・・それぞれ半分ずつ
    ・オリーブオイル・・・大さじ1
    【作り方】
  1. ミキサーでオリーブオイル以外を混ぜる
  2. ①にオリーブオイルを加えかき混ぜ完成

2〜4日目

初日で飲んだファスティングドリンクにオリゴ糖を加えたものを毎朝飲み、海藻類、鶏肉のみを用いた料理を食べる。水1リットル以上も欠かさず飲み、毎日スプーン1杯のオリーブオイルを摂取する。

5日目〜最終日

2〜4日目に摂取していたものに、さらに食物繊維を豊富に含む食材を加える

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下剤ダイエットのリスク

下剤ダイエットは薬を服用するわけですから、それなりの副作用があります。ましてや便秘でもない人が服用するリスクは、危険性が極めて高いです。下剤を用いたからといって、腸内環境が整えられるわけではありません。むしろ強制的に排泄しているわけですから、カラダには確実に悪影響を及ぼします。

体調不良

下剤は体内の便や水分といった内容物と一緒に、体に必要な栄養素も排泄してしまいます。体に必要なカリウムやナトリウムなどの栄養素が不足してしまうと、頭痛やめまいなどを起こし、虚脱感や疲労感など精神的にもボロボロになってしまうなどの症状がでます。

老化の進行

栄養不足は健康面だけでなく美容面でも現れ、美容に必要不可欠なビタミン・ミネラルなども不足してしまうため、髪艶がなくなり、肌にもハリツヤがなくなって、目のくまや、頬がこけ、脱水症状に陥る可能性が極めて高く、老化を加速させてしまいます。これらの症状から、痩せたのではなく、やつれた、老けたという見られ方をします。

病気のリスク

下剤を服用し続けると、粘膜細胞が死滅してしまい、色素沈着を起こして、腸機能が低下しあらゆる病気のリスクを高めてしまいます

依存症

日常的に下剤を服用し続けていると、腸機能の低下から自力での排泄が困難になり、極度の便秘体質になってしまう可能性があります。便秘体質なってしまうと、下剤なしでは排泄できなくなってしまうため、規定量では効果があまりなくなり、用量を多くする、という悪循環に陥ってしまいます。そうなると腸機能は低下の一途をたどるしかなくなってしまいます。

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まとめ

下剤ダイエットはかなりの危険性があるため、ダイエットとしてはおすすめできません。芸能人のブログや一般の口コミでも、下剤を用いてダイエットに成功した、というようなレビューをよく見ますが、下剤ダイエットで手に入れた身体は、決して人に自慢できるような美しい身体ではなく、自己満足できるだけの貧相な身体でしかありません。決して安易な気持ちでは行わず、健康に美しく痩せられる方法でダイエットを行いましょう。