生理中に体重が増えるのはなぜ?生理期間中のむくみや体重増加の理由とは!

「生理前や生理中は太りやすい」とよく聞きますよね。

ダイエットをしている女性で生理中の体重増加に悩まされている人も多いと思います。

女性と生理というのは切っても切れない関係であり、うまく付き合っていかなればいけません。

今回はそんな生理中の体重増加の原因や対策、具体的にいつ頃からどのくらい体重が増えるのかについて紹介します。

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そもそも生理って

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出典:www.steadyhealth.com

生理(月経)とは女性であれば避けられない、月に一度必ずやってくる現象です。

妊娠して出産するために必要なことと分かってはいても、生理痛や倦怠感、イライラなどを引き起こすため、煩わしく思ってしまいますよね。

生理が開始した日から次の生理が始まるまでの周期のことを生理周期(月経周期)といいます。

生理を終えた日から次の生理までをカウントする場合がありますが、これは厳密には間違いであり、例えば12月1日から生理が始まり次の生理が12月29日から始まれば生理周期は「28日」となります。

ひとによって個人差があり、 「30日周期」や「25日周期」など多少のズレがあり、 数日以内のズレは基本的には「生理が順調」といえます。

基本的には排卵があり、妊娠が成立しなかった際に生理が起こります。

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生理(月経)周期とダイエットの関係

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出典:watchfit.com

女性の身体というのは、絶え間なく4つのサイクルを初潮から閉経を迎えるまで繰り返しています。

そしてこの4つのサイクルには、それぞれダイエットに適している時期、適していない時期が存在します。

女性の体は男性と違って、1ヶ月間の間に目まぐるしいサイクルを回っています。

1ヶ月間のサイクルを大きく4つに分けると、月経、卵胞期、排卵期、黄体期に分けられます。

月経期

排卵した卵子と精子が結合することで受精卵となって、子宮内膜に着床すれば妊娠が成立し、生理期間中を指します。

妊娠しなかった場合は、女性ホルモンであるエストロゲン・プロゲステロンの両方とも分泌量が減少します。

この2つのホルモンの減少に伴い、ダイエットにも悪影響を及ぼします。

必要なくなったなくなった子宮内膜が剥がれ落ち、血液と共にに体外へ排出されます。

卵胞期

卵胞刺激ホルモンの働きによって、卵巣にある原始卵胞のひとつが発育しはじめます。

卵胞の発育と共に卵胞ホルモンが分泌され、子宮内膜が徐々に厚くなっていきます。

生理終了後からおよそ7日間の期間が卵胞期であり、4つの生理周期の中では最も痩せやすいとされている時期です。

排卵期

卵胞期かを終えて排卵日までがこの排卵期。卵胞期同様痩せやすい時期とされています。

卵胞期から排卵期まではおおよそ10日〜2週間程度が一般的といわれています。

卵胞ホルモンの分泌がピークになると、黄体化ホルモンが分泌されて、卵胞から卵子が飛び出し排卵します。

黄体期

排卵後から生理前までの期間が黄体期であり、卵子が飛び出た後の卵胞が黄体と呼ばれる組織となり、黄体ホルモンというホルモンが分泌されます。

受精卵の着床に備えて、子宮内膜は柔らかくなります。

この黄体ホルモンもダイエットには適さず4つのサイクルの中で最も痩せにくいといわれています。

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生理前や生理中はなぜ太る?

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出典:www.sunnyjava.com

では一体なぜ生理前や生理期間中は太りやすくなってしまうのでしょうか。

ダイエットが順調であっても、毎回生理がくるたびに体重が増えて困っているという女性は多いのではないですか。

ダイエットは継続こそが大事であるにもかかわらず、こう毎月毎月生理を迎えるたびにダイエットが中断されていたんでは、ダイエットを続けるモチベーションも持続しません。

生理前や生理期間中になぜ体重が増加してしまうのか、なぜ太りやすいと言われているのか、その原因を知っておきましょう。

プロゲステロン分泌量の増加

生理前の時期というのは、プロゲステロン(黄体ホルモン)」と呼ばれる女性ホルモンの分泌が活発となり、体が妊娠に備えて、栄養を普段以上に蓄えようとし始めます。

このプロゲステロンの分泌量の増加に伴い、普段よりも食欲が旺盛となって、妊娠をするために多くの栄養を体に蓄えることとなります。

特に、排卵してから生理が始まるまでの間が、最も栄養を蓄えようとする期間。

細胞内に水分や塩分が蓄積され、脂肪の代謝も遅れてしまうので体重が増えやすくなります。

生理前に1~3キロ程度太るのは自然なことで、生理が終われば元に戻る場合がほとんど。

過度に心配する必要はありません。

インスリン分泌量の増加

プロゲステロンは食欲を増加し、栄養を溜め込もうとする以外にも、インスリンの分泌量を増加させるという働きがあります。

そのため、生理前はインスリン分泌量が増えることで、太りやすくなってしまうのです。

インスリンとははすい臓から分泌されるホルモンであり、インスリンの本来の働きは血中のブドウ糖増加に伴う血糖値の増加を抑制することです。

しかし、インスリンホルモンは別名「肥満ホルモン」とも呼ばれており、インスリンは脂肪細胞の分解を抑制して、合成を促進させます。

その為、インスリン分泌量が増えると、痩せにくく太りやすい身体となってしまうのです。

そしてこのインスリンホルモンは、プロゲステロンの働きにより、効力が弱まるという性質があり、生理前になるとインスリンホルモンの効き目が弱まり、血糖値が上昇すると、血糖値を抑えようと、普段以上にインスリンホルモンの分泌量が増加してしまうのです。

その結果、血糖値が下がると、普段よりも多くのインスリンホルモンが分泌され、身体は痩せにくく太りやすい肥満体質となり、さらには血糖値を維持しようとして、より体が甘いものを欲してしまうのです。

妊娠のために栄養を蓄えやすく、むくみやすくなる

生理になる10日ほど前から、生理が始まるまでの期間は、プロゲステロンという女性ホルモン大量に分泌されて、妊娠に備えるために、普段よりも多くの栄養を蓄えようとする、とお話しました。

生理前の時期というのは、普段よりも1〜2割程多くの栄養を溜め込むと言われています。

栄養を溜め込むにあたって、普段よりも水分や塩分も体内に蓄積されやすくなるため、むくみを引き起こしやすく、顔や下半身がパンパンになりやすくなってしまうのです。

基礎代謝の低下

生理期間中に体重が増加する原因には、基礎代謝の低下もあげられます。

生理中というのは4つのサイクルでいう月経期にあたり、基礎代謝が最も低下する時期でもあります。

栄養を溜め込むために、エネルギー吸収率を上げるだけでなく、エネルギー消費量も抑えようとするため、太りやすくなると言われています。

生理前のと違い生理期間中というのは、女性ホルモンの分泌が徐々に少なくなってくる時期であり、それに伴って体温は低下し、全身の血流は悪くなります。

すると、新陳代謝も低下し、体内に蓄積されている塩分や水分といった老廃物が排出されにくくなり、むくみも頻繁に引き起こします。

そうなると、脂肪の代謝はより効率が悪くなるため、太りやすくなると言われています。

食欲の増加

女性ホルモンには、プロゲステロン以外にもエストロゲンと呼ばれるものがあり、この2つを総称して女性ホルモンと呼びます。

このホルモンの分泌は、非常にストレスの影響を受け、頭痛やムカムカなどの月経前症候群(PMS)の症状を起こす可能性があると言われています。

生理前や生理中に沸き起こる食欲というのは、こういったイライラした気持ちやストレスを鎮めるためであり、これらの時期に甘いものが欲しくなったり暴飲暴食をしてしまいがちになり、この現象は甘いものやお腹いっぱい食べることでセロトニン、別名「幸せホルモン」と呼ばれる物質が増加するためだと言われています。

セロトニンの増加は、一時的ではありますが、気分を鎮めて落ち着くため、生理前や生理期間中はストレス解消のために甘いものを欲したり食欲が増して太ると言われています。

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生理前・生理中の体重増加は気にしない

生理前や生理中の期間というのは、上記で説明したように身体のメカニズム的にある程度の体重増加は避けられません。

女性として子どもを産むために必要な生理現象であり、この時期の無理なダイエットは、只でさえホルモンバランスの不安定な時期であるのに、余計にホルモンバランスの乱れをもたらし体調を崩してしまう恐れがすらあります。

女性の最も太りやすい時期というのが、この生理前から生理が始まるまでの間であり、個人差はあれどこの時期に1〜3kg程度の体重増加はよくあることなのです。

具体的な太りやすい期間は、生理が始まる10日前から、生理開始までの期間であり、最も痩せにくく、太りやすい時期だと言われています。

今回紹介した理由によって、生理前や生理中のダイエットというのは、普段のようなダイエット効果を期待することは難しく、無理にダイエットをしてしまうと、そのストレスによって生理痛の悪化や暴飲暴食などを引き起こすデメリットが多いと言われています。

ですから、生理前から生理開始までの太りやすい期間というのは、体重を落とそうとする無理なダイエットは控え、健康的に体重維持することに努めるといいです。

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太らないための対策は

生理前や生理期間中に太らないようにするためにはどうすればいいのでしょうか。

生理中の体重増加は気にしないとは言いましたが、ただ指をくわえて黙って体重が増えるのを待つ必要はありません。

生理中には生理中のダイエット方法があります。

生理中は食事管理と軽めの運動を行って体重増加をなるべく抑えるようにしましょう。

食事管理

男性であれば女性程ホルモンバランスなどに気をつかうことなく、断食のような多少無理なダイエットをしてもいいかもしれません。

しかし、女性の場合はホルモンバランスの影響をもろに受けますし、妊娠を控える大事な体ですから厳しい食事制限はなるべく避けるべきです。

断食のような栄養不足に陥ってしまう可能性のあるような食事制限は避け、栄養を蓄えるという意味でも食べる量を減らすのも血中のブドウ糖の量(血糖値)を大幅に低下させてしまうので、体に負担がかかってしまいます。

生理前や生理中の期間は、食物繊維や鉄分を多く含む食材を積極的に取り入れるといいと言えます。

食材でいえば白米の代わりに玄米、サツマイモ、カボチャ、牛肉などです。

玄米やサツマイモ、カボチャなどは食物繊維が非常に豊富であり、普段以上に満腹感を得られるだけでなく、腸内環境を整えお通じもよくしてくれるため急激な体重増加を防止してくれます。

また、出血の多くなる生理中というのは、鉄分の摂取は必要不可欠であり、牛肉は鉄分がたくさん含んでいるため、血液が不足しがちな生理期間中にも血液を作り出してくれ、且つ、たんぱく質などの必要な栄養を効率よく摂取できるので貧血対策にもつながります。

豆乳ダイエットを取り入れる

生理前の時期に効果的なダイエット方法として有名なのが、生理7日前から毎日1本(約200ml)の豆乳を飲む豆乳ダイエットです。

厳しい食事制限なく豆乳1本というお手軽なダイエットは、身体にもお財布にも優しい生理前のオススメのダイエットです。

生理前は体が妊娠の準備をし始め、いつもと同じ食事量・運動量であったとしても、体はエネルギーを蓄えようとするため、普段以上に脂肪や水分を溜め込みやすく、体重が増えたりむくんだりしてしまうというお話をしてきました。

そして結果的に、受精卵が子宮内膜に着床することなく妊娠が成立せず生理を迎えることとなると、経血と同じように生理前に溜め込んでいた脂肪や水分といったものを体の外へ排泄される仕組みとなっています。

生理前豆乳ダイエットで毎日豆乳を飲むことで、このエネルギーを溜め込む時期の過剰な脂肪や水分の溜め込みを未然に防いでくれる効果があるのです。

豆乳は生理前のダイエット効果を得られるだけでなく、栄養面でも非常に優れた食品であるため、妊娠前の母体の栄養補助食品としても効果を発揮します。

豆乳は脂肪の溜め込みを未然に防ぎ、デトックス作用を促して脂肪や毒素、水分、老廃物といった体内の不要物を積極的に外部へと排泄してくれる効果があり、体重増加を防ぐだけでなく美容効果も期待できるため、普段よりもケアが行き届かない生理前の女性には嬉しい食品といえます。

生理が無事終わるとそれまで体内に溜め込んでいた不要物質が体外へと排出されますが、豆乳を毎日飲むことによって、生理前に溜め込む脂肪や水分を抑えてやることができ、生理後に排出される不要物質が、生理とは関係なく元から体内に蓄積されていた体脂肪や水分といったものになるのです。

つまり、豆乳を毎日飲んで生理前の肥満物質の蓄積を抑えることで、生理が終わった後に必然的に体重が減り痩せられるということです。

軽めの運動

生理前・生理中に太るからといっていつもと同じように激しい運動をしてしまうのは非常に危険な行為といえます。

激しい運動は身体への負担が大きく、ましてや生理前・生理中のハードな運動などはもってのほかです。

軽く汗を流す程度の適度な運動は、気分転換となってストレス解消にもつながりダイエットにもいい影響をもたらします。

生理前・生理中にどうしても運動をしたいというのであれば、ウォーキングやサイクリング、ストレッチなどをするようにしましょう。

飛び跳ねたりするようなダンスやスポーツは避けるようにし、適度に汗を流す程度の運動をするようにしましょう。

自宅でも行え、身体への負担も少ないストレッチやマッサージは特にオススメです。

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まとめ

生理前・生理中の体重増加は、女性であればある程度仕方のないものといえます。

この時期に無理にダイエットをしようとするのではなく、如何に体重増加を抑えられるかに努め、生理が終わった後の痩せやすい時期まで辛抱強く待つようにしましょう。

生理が終わってしまえば後はいつもと同じように、食事制限をして運動を行っても構いません。

痩せにくい生理前や生理中に食事制限や運動をしてもいたずらに身体に負担を与えるだけで逆効果になるため、無理なダイエットは避けるようにしましょう。