女性の中年太りの原因やダイエットでの解消法は?

女性が中年太りしないためには、若い頃のような食生活や生活環境を送っていてはいけません。年齢を重ねていくとどうしても基礎代謝が低下してしまい、消費エネルギーも少なくなり、特に運動もしていなければ簡単に太ってしまいます。また、女性の場合は、加齢による基礎代謝の低下とは別に、女性特有であるホルモンバランスの乱れなどとも向き合っていかなければいけません。中年太りは仕方のないもの、と諦めてしまっている女性も多いかもしれませんが、中年太りはしっかりと解消することができます。今回は中年太りの原因やダイエットによる解消法などについて紹介します。

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中年太りの原因

Obesity

出典:www.mirror.co.uk

男性でも女性でも40歳を過ぎたあたりから太りだす人が多くなりますよね。中年太りは老眼や白髪と同じ老化現象のひとつであり、年齢を重ねていくとさまざまな弊害がでてきますが、中年太りはその代表ともいえる現象です。中年太りを起こしてしまうメカニズムはなんなんでしょうか。

基礎代謝の低下

太ってしまうメカニズムは簡単に言うと、摂取エネルギーが消費エネルギーよりも多くなってしまうからです。摂取エネルギーとは食物を摂取した際に得られるエネルギーであり、消費エネルギーとは体から放出されるエネルギーのことをいいます。ジョギングをする、重いものを持ち上げるといった行動は、酸素を体内に多く取り入れたり、筋肉を駆使しているため体からエネルギーを放出しているのは当然ですが、じっと動かずになにもしていなくても、私たちは呼吸をして心臓が鼓動している限り、生命活動を維持するためエネルギーを放出しています。この何もしていないのに放出するエネルギーのことを基礎代謝といいます。

若いうちは基礎代謝が高く、10代後半から20代前半にかけてが最も基礎代謝のいいピーク時であり、そこから年齢を重ねていくとともに基礎代謝は低下していきます。基礎代謝は筋肉量と密接な関係があり、筋肉が多いとその分基礎代謝も高くなり、エネルギーをたくさん放出します。しかし、筋肉は年をとるごとに衰えていき、筋肉量も減ってしまいます。加齢による筋肉量の低下が基礎代謝の低下を引き起こし、基礎代謝が低くなるとその分痩せにくい体となります。基礎代謝の低下によって消費エネルギーは少なくなっているのに、20代や30代の頃と変わらない食事や運動をしていると、摂取エネルギーのほうが消費エネルギーを上回りやすくなり、結果的に中年太りを引き起こしてしまいます。

ホルモンバランスの変化

中年太りを起こしてしまう原因のひとつに、ホルモンバランスの乱れが考えられます。年齢を重ねていくとともにホルモンの分泌量は減少していき、ホルモンの働きも弱まってしまいます。ホルモンバランスが乱れたり、働きが弱くなってしまうと、筋肉が生成されにくくなり、筋肉量の低下につながりますし、脂肪を分解する働きも弱くなってしまうため、このホルモンバランスの変化も、基礎代謝の低下につながり、結果的に摂取エネルギー>消費エネルギーとなってしまって中年太りを引き起こしてしまいます。

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中年太りと老化現象

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中年太りを予防・解消するには、20代や30代と同じ生活リズムを送っていてはいけません。中年太りを効果的に予防・解消するためにも食生活の改善や運動を積極的に行って、若い頃よりも基礎代謝が低い分、摂取エネルギーを抑制し、消費エネルギーを増やす必要があります。
40代前後で中年太りが起きるのは基礎代謝が低下するためですが、この基礎代謝の低下の根源は、年齢を重ねていくことによる「老化現象」です。自然の摂理であるから仕方ない、と言ってしまえばそれまでですが、老化による体の変化は肥満だけでなく、糖尿病や動脈硬化といった病気の危険性を高めたり、シミ・シワ・たるみといった美容面などにも影響を与えます。

体の老化を促進させるものとして、体の「酸化」「糖化」「ホルモンの変化」があり、これらをうまく回避したり順応しないと老化現象はどんどん進んでいってしまいます。老化現象を抑えることによって、筋肉量の低下を防ぎ、若い頃の代謝機能を維持して中年太りを防止することができます。若い10代や20代の時は好きなものを食べて、好きなことをしてもまだ体内機能も活発なため、それほど支障が出ませんでしたが、30代に入ってくるとだんだん体の各機能の低下を実感し、あまり無茶なことはできなくなります。年齢を重ねていくにつれて、日々のメンテナンスが重要となってくるのです。

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中年太りの効果的な3つの解消法

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出典:www.bodyandsoul.com.au

中年太りの根幹となるのは老化現象と言いましたが、要はこの老化を促してしまう体の「酸化」「糖化」「ホルモンの変化」をうまく抑制・順応してやればいいのです。中年太りは多くの人が体験することであり、あまり珍しいことでもなく多くの人が「中年太りは仕方ない」「中年太りをして当然」といった認識を持っているため、逆に歳をとってもスレンダーで美しい体型を維持している人はかっこいいですよね。中年太りでお腹周り、特に下腹が出てしまっているのは、正直カッコ悪いです。いくつになっても魅力的なボディラインであるために、中年太りを効果的に解消する方法を紹介します。

1,食事で活性化酸素を抑える

私たちの体の老化を促進させるもののひとつに「酸化」があります。酸化とは体の錆びつきのことであり、この体を錆びつかせるものの原因は、私たちの体内で生成される活性化酸素という物質です。活性化酸素は食べ物を摂取してエネルギーを生み出すときに酸素と結びついてできるものであり、この活性化酸素は体に多大な悪影響を及ぼします。活性化酸素が増え、細胞に侵入するとたんぱく質や脂質が酸化し、細胞機能が低下してしまいます。たんぱく質や脂質は筋肉の生成に大きく関わっているため中年太りの原因となりますし、体の老化が進んでガンや動脈硬化、高血圧、糖尿病などの病気にかかる危険性が高まります。

活性化酸素はエネルギー生成の段階でつくりだされるものであるため、完全に取り除くことは不可能ですが、抗酸化作用のある消化酵素によって毒性の低い物質に変えてやることはできますこの消化酵素は自ら体内で生成したり食物から摂取することが可能であり、10代や20代の若いうちは十分な量を生成できますが、年齢を重ねるとともにその生成量は減ってしまいます。そこで、食物から消化酵素を積極的にとってやることが大事になるのです。若いころと同じ食生活では、加齢→消化酵素の減少による活性化酸素の増加→酸化→老化→筋力の低下→基礎代謝の低下→中年太り、となってしまいます。意識して抗酸化作用を持つ食品を摂取しなければあっという間に太ってしまうのです。抗酸化作用を持つ栄養素はいくつかあり、以下で紹介しますので、それらを含む食材を積極的に摂るようにしてください。

ベータカロテン

ニンジン、カボチャ、ほうれん草など

ビタミンC

レモン、みかん、ブロッコリー、小松菜など

ビタミンE

アーモンド、ほうれん草、カボチャ、イワシなど

ポリフェノール

赤ワイン、ブルーベリー、ココア、緑茶、リンゴ、大豆など

フラボノイド

レタス、春菊、玉ねぎ、大豆、緑茶など

2,糖化は食べ方で改善する

糖化とは、たんぱく質や脂質が血中の余分な糖分と結びつくことであり、糖化すると老化を加速させる糖化生成物(AGEs)をつくりだします。糖化するとその分の体内のたんぱく質や脂質が減るので、基礎代謝の低下を招くだけではありません。糖化は美容の大敵であり、シワやたるみを増やしたり肌のごわつきや黄ぐすみの原因ともなります。糖化は食べ方や食べ物を改善してやることで予防してやりましょう。

糖質の多いものは避ける

炭水化物には多くの糖質が含まれており、主食であるご飯やパン、パスタなどの麺類などは日常的に食べるものなので、特に注意しましょう。いつもの半分の量にするだけで糖質を適度にカットでき、糖質制限ダイエットの効果もあって痩せやすくなります。主食以外では芋類や小麦製品に糖質は多く、スナック菓子やチョコレートなどにも大量に含まれています。間食はなるべく避けるようにしてください。

食事はゆっくり時間をかけて食べる

食事はゆっくりと食べるようにしましょう。噛む回数を増やし、3回口に運んだら一旦手を休める習慣をつけてください。よく噛んで時間をかけて食べることで、満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防止できますし、血糖値の上昇をゆるやかにしてやることで、肥満ホルモンともに呼ばれるインスリンの分泌量を抑えてやることができます。最低でも食事は20分はかけて食べるよう心がけてください。

寝る3時間前は何も食べない

就寝直前に食事をとったり、間食をしてしまうと太りやすくなってしまいます。夜は日中に比べて消費エネルギーが少ないですし、寝る直前に食べると、摂取したものが消化しきれず、胃に負担をかけ、摂取して消化しきれなかったものは脂肪として蓄積されてしまいます就寝は食後3時間以上経ってから行うようにし、朝・昼・夕の食事間隔は6時間ほど刻む食生活を送るようにしてください。

3,程よく運動してホルモンで若返る

ホルモンには様々な種類がありますが、中でも特に重要なのが、筋肉の生成や性機能、病気予防にも関係のあるDHEAホルモンです。DHEAホルモンは別名「若返りホルモン」とも呼ばれ、体の老化を防ぐには必要不可欠です。このホルモンも年齢とともに分泌量が少なくなってしまうのですが、減少の原因となるストレスを解消してやることで分泌量を維持してやることができます。ストレスを減らすのに最も効果的なのは運動であり、ジョギングや水泳、エアロビクスなどの有酸素運動が特にオススメです。有酸素運動で汗を流すことで、ストレス解消にもつながりますし、直接脂肪を燃焼してやることもできます。

まとめ

中年太りは若い頃と変わらない生活リズムで過ごしていると、ほとんどの人が経験してしまいます。中年太りは健康面でも美容面でも悪影響を与えるので、年齢にかまけて諦めるのではなくしっかりと対策をとって、いくつになっても美しい体型を維持するようにしてください。